金沢へ

先週金沢に行っていきました。
十数年前に在籍していた工房の展示で、
嫁の付き添いです。
木工での展示も大丈夫と聞いていたのですが、美術館に展示する様な物の製作をしていないので参加はしませんでした。

羽田にて、
噂の新幹線は開通していましたが、あえて飛行機で。


２１世紀美術館へ。
嫁は搬入に行っています。



無事搬入した模様


21世紀美術館は金沢を出る頃に建設が始まり、２００４年に開館。
今では金沢の名所になっています。


屋外も公園になっていて、遊べる作品が沢山あります。
 

近江町市場の中にある回転寿司屋へ。
金沢の回転寿司はネタが新鮮でおいしいです。
値段はちょっと高め。
この子ネタしか食べません。
親は残ったシャリ。


２泊して最終日、レンタカーを借りて白山の方に行きました。
白山比め神社にて。
おみくじを引いたら何年ぶりかの大吉でした。
大吉多め？と思いつつも今後を期待。


初めて雪を見るミッチー。


白峰の町並み。


白峰で温泉に入って、後ろ髪を引かれながら空港へ。
昔の仲間とも会えて楽しかったです。


1時間ちょっとで羽田に着いちゃいます。


次の日近江町で買ったハタハタが届きました。


小さすぎたので干物にしました。

おしまい

菓子切り

菓子切りを製作しました。


ギャラリーのオーナーからの依頼で、なかなかしっくりした物がないとの事でいろいろ試作を作ってこの形になりました。
薄くてシャープな感じで濃い色という事で、固い唐木（恐らくカリン）で作りました。
固いだけに加工は困難、磨きに時間がかかりました。

テーブル納品

大きなテーブルなのでレンタカーで運びました。
とにかく重たいので入れるのも一苦労。
いつかはこんなバンが欲しいです。



ちょっと雨に打たれましたが無事納品。
大人４人がかりで掃き出し窓から入れました。


ダイニングテーブルとして、他お子さまの勉強机として、多目的で使えるようにと大きいサイズをご注文頂きました。部屋のスペースをちょっと気にされていましたが、圧迫感はなくちょうどお部屋にマッチしてくれて良かったです。

ダイニングテーブル製作

吸い付き蟻桟の溝彫り。
天板が反らないように蟻形の桟を入れるみそを彫ります。


わずかに入り口を広くするのがミソ。


溝に入るように桟も雄の蟻形に加工して叩き込みます。


桟の仮入れ。
3本入れたのでまあ反らないでしょう。


脚の幕板。
裏側の加工。


糊入れ。


クランプで締めます。


同時に通しホゾの楔打ち。


糊が固まったら切り代から切ります。


短手の方も糊を入れて圧締め。


桟を最後まで叩き込みます。
緩すぎても固すぎても良くないので加減が難しいです。


入り口は栓をします。


栓は天板の繊維に合わせるときれいです。


天板、脚、組立てる前にそれぞれ塗装します。

ダイニングテーブル製作

天板の矧ぎです。
４枚矧ぎ。
糊を入れてクランプでしっかり固定。


ホゾの加工。


小根付きの2枚ホゾにしました。
  

仮組。


糊入れ前、隙間ができないようにクランプで締めて確認します。